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2012年10月11日木曜日

秋田県子宮がん検診研修会

10月8日(月)14:00から、秋田県総合保健センターで「平成24年度秋田県子宮がん検診研修会」が開催されました。主催は、秋田県医師会、テーマは「子宮頸がん検診の精度向上」です。

一般の方には少し分かりにくいテーマかもしれませんが、がん対策、とりわけ早期発見・早期治療を可能にする「がん検診」にとってはとても重要なテーマです。

今、県内ではがん対策の一環として、がん検診の受診率の向上はもちろん、質の高いがん検診を行うシステムをしっかりと構築しようという気運が関係者の間で高まっています。



医療関係者や検診実施機関にまじり、県がん対策室も行政の立場から「秋田県における現状」についてお話しする機会を頂き、死亡・罹患・検診の現状について報告しました。

その後の特別講演では、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生分野の辻一郎教授「子宮がん検診の事業管理」という演題でお話しされました。これからの秋田の取組に大変示唆に富む内容であり、とても興味深く拝聴しました。

連休最終日の秋晴れにもかかわらず、沢山の方が参加していました。また、県医師会、関係学会、秋田大学、検診実施機関などの関係者の皆さんとの間で、一緒になってより良い仕組みを構築していこうという認識や方向性を共有できたことは大きな収穫でした。

こうした取組は、一見地味で、遠回りのように見えますが、この流れをしっかりと根付かせることが、今の秋田のがん対策にはとても必要なことだと再認識させられた一日でした。(以上、ネコヤンでした。)

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