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2012年9月21日金曜日

第14回緩和ケア教室「がんにかかるとなぜ痛くなるのか?」

平成24年9月20日(木)13時30分~14時30分、市立秋田総合病院にて、「がんにかかるとなぜ痛くなるのか?」をテーマに第14回緩和ケア教室(今年度2回目)が開催されました。
今回の講師は、市立秋田総合病院緩和ケアチーム・麻酔科の重臣宗伯先生です。

がん細胞の増殖、転移、浸潤によって、原発の臓器、転移先の臓器、周辺の組織や神経が圧迫されたり障害されるために様々な痛みが生じます。それらの痛みについて、ひとつひとつ詳しい説明がありました。
・管腔臓器(胃、腸、胆道、尿管など)を塞いでしまう
・実質臓器(肝臓、腎臓など)内部で増殖する
・増殖したがん細胞が血管やリンパを塞ぐ
・神経への圧迫や浸潤による痛み
・骨転移による痛み
・関連痛-体表の痛覚過敏
このようにがんによって様々な痛みが生じることを知り、がんはつくづく大変な病気だと思い知らされました。

約1時間、参加した皆様も熱心に聴講していました。

次回の緩和ケア教室は、平成24年11月15日(木)「リンパ浮腫のケア(仮)」についてです。
事前の予約は不要で、どなたでも参加できます。興味のある方は是非参加してみてください。
※時間:13時30分~14時30分(受付:13時~)、場所:市立秋田総合病院 2階講堂

以上、おまの報告でした。

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