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2012年9月5日水曜日

聴講 「お腹の病気のこと あれこれ」

9月2日(日)10:00~13:30、由利本荘市文化交流会館カダーレにて、日本消化器病学会東北支部の主催による市民公開講座を聴講してきました。

残暑が続き、とても暑い日でしたが、会場には多くの方が詰めかけており、ギリギリに到着した私は、1階に入れず2階席から聴講させていただきました。
前半、本荘第一病院外科の鈴木先生から「がんの話 あれこれ」、放射線科の松平先生からは「画像による診断とIVR」という演題でお話がありました。

また、後半は、消化器科の小松先生から「内視鏡による診断と治療」、外科の柴田先生から「がん手術と抗がん剤治療」という演題で、それぞれとても分かりやすく、ユーモアに富んだお話を聞くことができました。

4人の先生の講演の後は、質問コーナーが設けられ、会場からの質問にひとつひとつ丁寧に答えていました。「がんを確実に予防する食べ物を教えて」という質問に、柴田先生が「そういう食べものがあれば是非知りたい」と答える一幕もあり、会場は大爆笑。予定の時間を大きくオーバーしましたが、参加者は熱心に話に耳を傾けていました。

がんとの戦い方もかつてとは大きく変わりました。もはや早期発見すればがんは怖いものではありません。このようなかたちで地域住民の方々に、がんやがん医療に関する正しい情報を伝えたり、知らせたりする取組は大変重要だなあと、あらためて思いました。

こうした取組が「がんになっても安心して暮らせる地域社会づくり」の第1歩なんですね。参加してよかった市民公開講座でした。(以上、ネコヤンでした。)


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