8月29日(水)18時~20時、県庁舎会議室において、秋田県肝疾患診療連携ネットワーク連絡会議を開催しました。
この連絡会議は、秋田県肝疾患診療連携拠点病院(市立秋田総合病院と秋大医学部附属病院)と県内に14ある専門医療機関(参照)の担当医が一堂に会し、情報共有や課題について協議を行うものです。
協議では、専門医療機関がない2次医療圏のかかりつけ医との連携強化や、地域で相談窓口の要となる市町村保健師(コーディネーター)の養成、昨年12月に助成対象となった3剤併用療法の現状把握に関することなど、専門的な観点から活発な議論が交わされました。
肝疾患対策は、肝炎対策基本法の施行(H22年1月)、肝炎医療費助成制度の拡充(H22年度)、ペグインターフェロン治療やテラプレビルを含む3剤併用療法が助成対象に(H23年度)とめぐるましく変化しています。
こうした中で、関係者が一丸となって対策に当たるためにも、こうした会議で本県の課題や現状を共有することは、とても重要なことだと感じました。
また、「最新の医療が秋田県のいろいろな地域でスムーズに実施できるよう「チーム肝臓あきた」という感じで連携を深めていきたい」という出席者の言葉が印象に残った会議でした。(以上、くうの報告でした。)
ご苦労様です。
返信削除肝炎患者団体も参加できると良いと思いますが、いかがでしょうか。
御意見ありがとうございます。
返信削除秋田県肝疾患診療連携ネットワーク連絡会議は、肝疾患診療連携体制の構築を推進することが目的であるため、構成員を肝疾患専門医師としておりますが、この組織とは別に肝疾患対策全般を審議する秋田県健康づくり審議会 感染症対策分科会 肝疾患対策部会という組織があり、この部会では患者会の方が構成員として任命され御意見等をいただいております。