平成24年7月19日(木)、「がん化学療法最近の動向」をテーマに今年度1回目(通算で13回目)の教室が開催されました。今回の講師は乳腺・内分泌外科科長の片寄先生です。
がんとは何か、EBM(根拠に基づいた治療)、NBM(その患者さんの生い立ちや生活感に沿った治療)、抗がん剤の歴史、分子標的薬、抗がん剤の副作用、緩和ケアの概念など、とても分かりやすいお話でした。
参加者からは、「がんはそれ自体が毒素を出すのか」、「最近、がんが増えている要因は、食生活のせいか」といった質問が出され、講師の先生が丁寧に答えていました。笑いもあって、和やかな約1時間の教室でした。
この「緩和ケア教室」は年度の日程は次のとおりです。がんやがんの治療について知りたい方は、ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。
第14回:平成24年 9月20日(木)【テーマ:がんの痛みについて】
第15回:平成24年11月15日(木)【テーマ:リンパ浮腫のケア(仮題)】
第16回:平成25年 3月21日(木)【テーマ:抗がん剤治療中の食事の工夫(仮題)】
※時間:1:30~2:30(受付:1:00~)/場所:市立秋田総合病院 2階(講堂)
どなたでも参加できます。(事前の予約は不要)
また、県のがん診療連携推進病院である市立秋田総合病院の1階には、「がん相談支援センター」があります。
その隣に「がん情報コーナー」が新たに設置されました。がんの種類別のパンフレットや書籍などが置かれていますので、ぜひ、こちらも気軽に活用していただきたいと思います。(以上、ネコヤンの報告でした)
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