6月11日、18:20~19:50まで、秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻の学生さんに、行政の立場から秋田のがんの現状や対策などについてお話してきました。学生さんと言っても「専門看護師」を目指す、現役の看護師、保健師さんです。
「専門看護師?」 という言葉、まだまだ耳慣れないと思いますが、水準の高い看護ケアを効率よく提供するため、特定の専門看護分野の知識や技術を身につけた看護師のことです。
専門看護師になるためには、専門カリキュラムの単位を取得する必要があります。また、実務経験が通算で5年以上、そのうち3年間以上は専門看護分野の経験があること、さらに、このうちの1年は修士課程修了後の実務経験であることなどが求められます。
医療の高度化や専門化により、看護師の知識や技術も、より高度なものが求められるようになっており、秋田大学でもこうした人材の育成に力を入れています。
聞けば、皆さん、仕事と学業を両立させながら専門看護師を目指しており、在学期間は2~3年になるのだそうです。また、5人のうち3名ががん看護専門看護師コースの方とのこと。
地元にこうした人材教育の場があることは、がん対策だけでなく秋田の医療にとって大きなアドバンテージだと思います。ここに学ぶ皆さんのチャレンジ精神と秋田大学の取組に、こっちも負けていられないと大いに刺激になった2時間でした。以上、ネコヤンでした。
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