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2012年5月8日火曜日

市町村・保健所肝炎対策担当者研修会

4月27日(金)午後2時30分から4時30分、秋田市保健所大会議室で、標記の研修会を開催しました。

肝炎対策のキーパーソンは、保健所や市町村の保健センターで健康相談や健診を担当する保健師さんです。肝炎対策の最新情報を届け、現場で活用してもらおうと昨年度から実施しています。また、肝がん撲滅運動の一環でもあります。
県の担当者が、肝炎ウイルス検査、治療費助成、診療体制など「秋田県の肝炎対策等」について説明。
市立秋田総合病院の小松院長からは、C型肝炎のINF治療、新薬・テラプレビル、発がん抑制としてのINF治療など、C型肝炎の最新情報」についてお話しいただきました。
患者団体の「秋田県肝臓友の会」代表の藤井さん。ご自身の闘病体験や患者会の立ち上げの経緯など率直に「患者会からのメッセージ」を発してくれました。
秋田大学大学院消化器内科学講座の後藤準教授からは、「B型肝炎の最新事情」として、秋田県の肝がんや肝硬変の成因、HBV感染予防対策、B型肝炎訴訟の流れなど、お話いただきました。
多くの方が熱心に聴講し、メモをとる姿が印象的でした。また、質疑応答も活発でした。

当研修会は、関係者の熱意により実施することができました。次回も、できるだけ多くの皆さんに参加いただきたいと思います。講師の皆様、会場を提供してくれた秋田市保健所の皆様、ありがとうございました。以上、くうの報告でした。

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