12月18日(火)13:30~15:30、平鹿総合病院講堂で開催された「健康ひらか」講演会に参加しました。
この講演会は、平鹿総合病院のご協力を得て、県平鹿福祉環境部と横手市の共催で毎年1回行われています。今年もたくさんの関係機関の方や一般の方が聴講にいらっしゃっていました。
講演の講師は、国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 検診研究部長 斎藤博先生、演題は「がん検診の基礎知識 ー上手に活用するためにー」です。
まず、症状のある方が受ける診療(検査)とは違って、検診は症状のない健康な方を対象にしていることを説明してくださいました。
また、がんをよく見つけるかどうかが重要になる診療(検査)と違って、検診は死亡率を下げるかどうか(メリット)が重要であり、偽陽性・偽陰性や過剰診断などのデメリットが小さいと科学的根拠が証明されている検診を決められた年齢と検診間隔で定期的に受けるべきと教わりました。
(市町村が実施するがん検診が、それにあてはまります。)
講演後、質問した方ご自身の検診の受け方や、かかりつけ医とのやりとりについての質問が多く出ました。この講演を聴いて、検診や健康について深く考える機会になったと思います。
講演の中で、「正しいがん検診をみんなで受ければがんに勝てる」という言葉が印象に残りました。
正しいがん検診をより多くの方に受けてもらうためにも、このように、がん検診についてよく知ってもらう機会がとても大事だと思いました。
以上、おまの報告でした。
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