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2013年2月5日火曜日

ひとり暮らしのがん患者さんを支える

2月3日(日)午後1時~3時、秋田拠点センターアルヴェ 2階 多目的ホールにて、秋田県がん患者団体連絡協議会 きぼうの虹の主催により、講演会「ひとり暮らしのがん患者さんを支える~在宅ケアと看取り~」が開催され、がん経験者や医療関係者、介護関係者など約90名の方が来場しました。

はじめに、株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション統括所長の 秋山正子 先生が講演されました。
 
講演では在宅ケアについて、患者が「病院から見放された」というイメージを抱くなど、まだまだ正しく認識されていないことが取り上げられ、がんの「家」学療法と題して、在宅でいかにがんのケアをしていくのか、事例を交えて紹介されました。

次に、秋田往診クリニック理事長の 市原利晃 先生が講演されました。
秋田往診クリニックでは在宅医療を専門に行なっており、 在宅でがんのケアをされた方の事例などが紹介されました。

最後は、会場を交えてのフリートークが行われ、在宅ケアについて、たくさんの質問や意見が出されました。
お二人の講演やフリートークから、在宅ケアによって患者さんのQOLが大きく向上することがわかりました。
もちろん在宅ケアを行うには様々な組織の連携や、コミュニケーションの充実など、乗り越えなくてはならない課題はたくさんありますが、まずは在宅ケアに関する間違ったイメージを変えていく必要があります。

このような機会を通して、在宅ケアについての正しい認識が広がれば良いなと思いました。

ナポリンの報告でした。

 

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